「ウルトラマンティガ」の高樹澪主演によるアクション。 組織に妹を殺された女Gメンのミキ(高樹澪)が、フィリピンのジャングルを舞台に妹と友人を殺害した麻薬組織に復讐を開始する。
Vシネマの黎明期に、東映がVシネマに参加するまで絶好調だったのは、アダルトビデオの帝王・村西とおるが制作した日本ビデオ映画株式会社の「Vシアター」シリーズ。
その中の1本として制作されたのが、「女ランボー」。
冒頭のジャングルでの爆破しまくり、実銃ぶっ放しまくりの戦闘シーンでほとんどの予算を景気良く浪費し、妹を殺された高樹澪が殺戮マシーンと化してからも腰が定まらず銃口をロクに狙わないのに敵に当たるめちゃくちゃなガンアクションは変わらず、クライマックスではレザービキニに戦闘装備を装着した高樹澪がグレネードランチャー付きのアサルトライフル片手にふらふらゴルフ場に設置したギャングの基地を彷徨きながらぶっ放し爆破しまくりの大虐殺で、フィリピンマフィアを全滅させるというスカスカなガンアクションややたら派手な爆破で、最初の頃のVシネマの能天気さが分かるポンコツアクション映画。