ライオットクラブという映画を観た。
本作は、オックスフォード大学に実在する上流階級限定の秘密クラブをモデルにした、ローラ・ウェイド脚本による舞台を映画化したものだ。
キャッチコピーは「美しく、気高く、腐った、男たち」。
観た感想としては、全くその通りだった。
看板に偽り無しだ。
オックスフォード大学内に密かに存在するライオットクラブ。
クラブのメンバーは十人でメンバーになるには人並外れた富と美しさが必要だった。
そんなライオットクラブから目をつけられて新メンバーになった主人公二人。
本作では彼らを中心に展開していく事の顛末が描かれている。
「富は優しくなれる機会を人々に与えるが決して良い人間にはしてくれない。」というのが僕の持論なのだが、それを改めて裏付けるような作品だった。
富裕層は、より良い世界にする力を持っているが私利私欲になってしまうのだろう。
金持ちになりたいと思う瞬間も時にはあるが、やっぱり人並みで居たいと思った。
