チュン之丞

フランケンウィニーのチュン之丞のネタバレレビュー・内容・結末

フランケンウィニー(1984年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

ペットが亡くなるのは悲しいし、ましてやさっきまで一緒に遊んでたのに突然の事故死は受け入れがたく、生き返って欲しいと思うのは家族のように可愛がっていたなら当然の考えだと思う。

授業で電気を通すと動くというのを聞いて、雷に当てただけで生き返るのに衝撃!

少年がスパーキーを初めて両親に見せた時の、気味悪がって触らない両親に言った「どうして撫でてあげないの?」と「今でも大好きだって」がもの悲しい。
スパーキーは見た目は不気味でも、心はスパーキーのままなんだからね。

必要以上に大袈裟にいうお隣の家族にイライラ。
【レイモンドちゃん(お隣のミニチュアダックスフント)を殺そうとした】とか【怪物がいた(どう見ても犬のシルエットなのに)】とか【次の日にはライオンを飼ってるとか飛躍してたり】

お母さんが普通にスパーキーの首の後ろ塗ってるけど、麻酔もなしに痛くないの?

大体、姿を見ただけで大騒ぎしてろくに話も聞かない老害にイライラ。

あげく、スパーキーと少年が逃げた先の風車小屋に火をつける老害も。
少年もいるし、殺人とか考えないの?

スパーキーが助けたからいいものの、スパーキーまた死んじゃって、今度は一転して協力的になってるし。

終わりの雰囲気はめでたしで嬉しいムードだったけど、また今後スパーキーに不慮の死があったらそのたび少年はスパーキーを生き返らせるのかとか考えたら悲しくなった。
現に中盤らへんで父が「これから先どうすればいいのか」という問いに「もう新しい犬を飼わなくていいということ」と少年が返していた。
ずっと一緒なのは嬉しいけど、可哀想だと思った。

でも色々言ったけど、ブルテリアのスパーキーはとっても可愛い!

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鑑賞日
2023年03月22日、Disney+