ヤギと男と男と壁との書庫番のレビュー・感想・評価

2012年7月8日　所有DVD自宅鑑賞。

DVD裏面に書かれている＂羊頭狗肉＂ なあらすじには辟易だが、作品自体は面白い。
メインキャスティングは見事だし、脚本に付いても盛り込まれた風刺と、散りばめられたシニカル＆ナンセンスな笑いのバランスが良い。
尺の長さも○。

一番笑える所は、やはり全編を通してのジョージとユアンのやり取りかな。
ケリの付け方が妙に尻すぼみで、逆にそれがリアルな現実っぽさを醸し出しているのは個人的に好き。
日本人受けは厳しいと思うけどね。