りっく

北の国から'89帰郷のりっくのレビュー・感想・評価

北の国から'89帰郷(1989年製作の映画)
4.0
上京した純の帰郷を主軸、蛍の恋を副軸に、それぞれ傷つき、成長したふたりを、富良野という古里と、そこで暮らす親父が無言で抱き締めてくれるような、そんな抱擁力いっぱいの感動作。

前作「初恋」の延長戦のようなエピソードもあり、盛り沢山な印象を受けるものの、泥のついた一万円を必死に探す息子と、男には戦わなきゃいけないときがある、それが今なんだろと、多くを語らずともそんな息子を受け入れる父親の、風呂場での男同士の会話がグッとくる。
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