唐熊渡

ズートピアの唐熊渡のネタバレレビュー・内容・結末

ズートピア(2016年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

【あらすじ】
 肉食動物と草食動物が共存する世界。だが、世にはウサギのような草食動物は警察官にはなれない、キツネは卑怯者、といった偏見に満ちていた。新人警察官のジュディは、ウサギ初の警察官として注目されるものの、割り振られる仕事は駐車違反の取締。「警察官らしい仕事」がしたいジュディは、半ば強引に、失踪したカワウソの捜索に当たることになる。詐欺師のキツネ・ニックを脱税容疑の証拠をもとに脅迫し、協力を得ながら捜査するジュディは、肉食動物が我を忘れ、本能のままに暴れている姿を目撃する。ライオンハート市長は、暴れる動物を収監し、事実を秘匿していた。
 ジュディはその事実を公表するものの、「肉食動物が凶暴化するかもしれない」という噂が広まり、社会は草食動物と肉食動物で分断。ニックとも喧嘩別れ。責任を感じたジュディは警察官を辞めてしまう。
 その後、実家で畑仕事に従事していたジュディは、原因が「夜の遠吠え」と呼ばれる植物であることや治療が可能であることを知り、ニックのもとへ。和解した2人は黒幕が副市長であった羊のベルウェザーであることを突き止め、見事解決。ニックは警察官となり、ジュディとバディを組むことになる。

【感想】
 バディものの映画で、メッセージ性の強い作品。差別や偏見がいけないのは当然として、生まれ持っての才能や資質、生物学的な差など、一方でどうしようもないものもある。色々と考えさせられる作品。
唐熊渡

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