片腕マシンボーイ

はたちのクズの片腕マシンボーイのレビュー・感想・評価

はたちのクズ(2014年製作の映画)
2.9
津田寛治強化キャンペーン作品

仕事から帰って短めの作品をサクッと観るつもりが
意外としんどい作品やないか…

兄の葵が行方不明になって以来、母親は奏のことを葵と呼ぶようになる
奏が何も言わないのを良いことに10年を経ても変わらず母親は奏を葵として扱い
その異常な状況に耐えられなくなった父親は家を出ていってしまう

母親の狂気に応えるため己を捨てる奏
気の優しさが過ぎる父親は母親と奏と向き合い続けることが出来ない

こう聞けば奏は被害者のようだが
奏な…かなりウザいヤツ!
自分の意思がないのを他人のせいにしいろんなことを誤魔化しながら逃げて逃げて
究極の現代っ子みたいなヤツ
ムカつくわぁ…

そんな奏を演じているのがね…仮面ライダーアクセルなんす!
アクセルも嫌いやったなぁ…

でな肝心の津田寛治がな奏の父親役
普通の家庭の父親なら優しくて良いお父さんって感じだがね
家族の異常事態を支えるには気が優しすぎたね
そんな普通の男を演じる津田寛治がなんか新鮮

まぁ面白いって感じの作品ではないけど
観ていてイライラするけど
悪い作品じゃなかったな