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救いの接吻のTOTのレビュー・感想・評価

救いの接吻(1989年製作の映画)
3.7
長回しと繰り返しのショットに、ショロデンコの鋭い台詞、ラフな空気感の家族演技がぶつかって面白い。
光溢れる昼の幸せはあぶくのように長く続かない。
少年ルイ・ガレルが天使のように愛らしく、フィリップ・ガレルの俯く表情に現在のルイを、ブリジット・シィにエステールを重ねたりして。
いや、皆んなめっちゃ似てんね!(そりゃそうだ)。
全員が映画界で活躍する今観るとなお味わい深い家族の物語。
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