スギノイチ

白昼の暴行魔のスギノイチのレビュー・感想・評価

白昼の暴行魔(1978年製作の映画)
2.0
演出が間延びしている上、軟禁中の女達の生活が意外に優雅なため緊張感が無い。
遊泳したり犯人とTVを観ているシーンなど、監督は撮っていて「おかしいぞ」と思わなかったのだろうか。

裸はそれなりに出て来るものの、あまりエロくない。
レイプシーンなんかも、スローと俳優の顔芸と大袈裟なSEで誤魔化しているだけ。
むしろ、バックで処女を奪われている時の生徒の顔が怖すぎて犯人達が可哀相になった。
エロもグロも中途半端なのだが、強いて言えば、性器に棒を突っ込まれて無残死した生徒の姿を見たシスターが、ついに暴力放棄を決心し、情が移りつつある悪党の1人を毒殺するシーンは中々の緊張感だった。
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