たーぼー

マウス・オブ・マッドネスのたーぼーのレビュー・感想・評価

マウス・オブ・マッドネス(1994年製作の映画)
5.0
完全にH.Pラヴクラフトの世界
カーペンター自身もラヴクラフトのファン
サターケインもラブクラフトをモデル
ラブクラフト作品群を出版したアーカムハウスはアルケイン出版社
ピックマン・ホテルはピックマンのモデルから
原題In the Mouth of Madness
はAt the Mountains of Madness
狂気山脈或いは狂気の山脈にて
サム・ニールは前回透明人間でカーペンター作品に出て2度目
精神科医のディビッドワーナーは
映画ネクロノミコンの2話目金子修介監督
冷気COLDに出ている
尚スターウォーズクローンの攻撃
シスの復讐のダースベイダーことアナキンスカイウォーカーを演じたヘイデンクリステンセンが新聞配達の少年役で
チャリンコにのってますしかもスポークにトランプカードを挟んでパタパタと鳴らしながら

ここでサム・ニールのジョントレントが病院に入れられジョングローバーの医者が
曲を館内放送してる曲はカーペンターズ
つまりジョン・カーペンター自身がセルフパロディとして入れた
保険外交員のジョントレントが
アルケイン出版から頼まれサターケインが失踪した
探し出して原稿を貰ってきてくれと助手のリンダスタイルズと共に
頼まれたジョートレント
これ何度か見ないと分かりずらい
兎も角ラヴクラフトの世界にどっぷりと堪能出来る映画そしてカーペンターのモンスターラヴァー(モンスター愛好家)が垣間見える作品
ILMとKNBのVFXと特殊メイクが凄い

何故トレントサム・ニールの名前がエンディングのキャストから外されてるのか?
それはトレントがサターケインの本の主人公で本の中に取り込まれてるから

そして1番はチャールトン・ヘストンが出ている事
何気にジェームズ・キャメロンのトゥルーライズにも出てる
そしてマイケル・ムーアのボーリングフォーコロンバインとかね
映画ではヒーローだったのに
現実はそうはいかなかった
何せ共和党そして全米ライフル協会の会長だし

でもこのこんがらかるのがまた楽しい(≧∇≦)
カーペンター御大の分かりずらい作品パラダイムとマウスオブマッドネスとゼイリブ