このレビューはネタバレを含みます
2018/1/20
配給 松竹
タイトルと予告の戦略が上手い。
宣伝での煽り方が観る前と映画の中身のイメージが違った。
虐待というやっかいな、ある種の病気。
でも、子供は虐待されてる意識はない。
その象徴が、ラストの「もうお母さんの手助けがなくても大丈夫」
手助け、と言ってしまう感覚。歪んだ愛。
細かいフリが秀逸。
途中で真実に気づいてしまうけど、敢えて分からせるために描いてた気がする。
そこからはもう、サラ・ガドンの魅力と怖さ。ラストの畳み掛けへの助走に過ぎない。
それにしてもジェイミー・ドーナン演じたパスカル医師は最低でした。
もちろん物語をかなり助けてますが。
子役も上手かったなぁ。