YS

ルイの9番目の人生のYSのネタバレレビュー・内容・結末

ルイの9番目の人生(2015年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

2018/1/20
配給 松竹

タイトルと予告の戦略が上手い。
宣伝での煽り方が観る前と映画の中身のイメージが違った。

虐待というやっかいな、ある種の病気。
でも、子供は虐待されてる意識はない。
その象徴が、ラストの「もうお母さんの手助けがなくても大丈夫」
手助け、と言ってしまう感覚。歪んだ愛。

細かいフリが秀逸。
途中で真実に気づいてしまうけど、敢えて分からせるために描いてた気がする。
そこからはもう、サラ・ガドンの魅力と怖さ。ラストの畳み掛けへの助走に過ぎない。

それにしてもジェイミー・ドーナン演じたパスカル医師は最低でした。
もちろん物語をかなり助けてますが。

子役も上手かったなぁ。
YS

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