アフガニスタンの危険地帯"セクター4"での任務に失敗して、仲間をテロリスト達に捕らえられた民間軍事会社の傭兵が孤立無援の中で仲間の救出に挑むコンバットアクション。
これは監督、脚本、主演の三役を勤めたオリヴィエ・グラナーの独りよがりな映画でオリヴィエ・グラナーのプロモーション映像と化していて映画の体になっていない。
ストーリー自体は捕らわれの仲間をたった一人で助けに行くというB級アクション映画の定番の話しでどんなに悪く撮ってもそれなりになる筈なのだが、これは構成や演出が悪くて退屈します。
B級アクションの肝はテンポの良さだと思いますが、この映画はテンポが悪いです。
仲間の処刑までのタイムリミットがあるのに、緊迫感や主人公の焦燥感を全然感じないw
時間無い筈なのにだらだらとトレーニングしてるし、銃を奪うトレーニングのごり押しは明らかに不要w
偵察機のCGはショボいし夜の場面は暗くて見辛いし散々w
それでも後半はアクションの連続で楽しませてくれるんだろうと思いきや、昔ながらの中華そばのようにあっさりとした展開で終演w
とにかくオリヴィエ・グラナーの自己満足、自分大好き映画なので彼のファンなら見る価値があるかも知れないですが、そうじゃなければ時間を無駄に浪費する事になるでしょう。