横領を隠蔽するため母親の葬儀から抜け出した刑事ゴンス(イ・ソンギュン)。その途中で誤って轢いてしまった男性の遺体を、車のトランクに入れて逃走するのですが…。
コメディ風味のサスペンスで、クスクスとハラハラの両方の気分を味わえる作品。
必死の形相で右往左往するゴンスの表情に、終始笑わされました。
自分が犯した罪をなんとかして隠蔽しようと画策する主人公にはハラハラさせられながらも、ほふく前進する人形のコミカルな動きとか、風船のシーンは笑いを誘います。
何も知らない周りの人たちの間の、のんびりとした間の抜けたような会話もいちいち面白い。
「母さんには男がいた」には爆笑🤣
韓国作品のバイオレンスにはかなり慣れてきたと思ってたけれど、この作品の格闘シーンもまた凄まじかった。
でも、日本でのリメイク版の、シャープな雰囲気が残忍さを醸し出している狂気じみた綾野剛に比べると、オリジナル版のチョ・ジヌンが、あまりワルそうには見えないなぁ。特に見た目がね。
実際はかなりしつこくて強かったんだけど👊