そこまで長くない時間に結構な社会的、科学的なテーマがミックスされてました✨
民間企業が社会の秩序の安定を担う警察官を送り込めており、労働人口減少の中では、容易に受け入れられているその過程を想像するとゾクゾクしました✨
自らの意識(自我)を持つAIも、その後の環境により善にも悪にもなりえる、、これもよくある話ですが、私が興味を引いたのは「創造者」を疑わないことです。
自分は誰かによって、創られたもの。本来生物は親により産み出されたもの。本作では、明確に造り出した者「創造者」と、パパとママを分けております。
私の単なる深読みかもしれませんが、両親には反抗することがあっても、創造者(神)の言葉には無条件に従うことは意識のベースに組み込まれているのか、、、
さらに、意識をデータ化してハードウェアの身体を乗り換えることに成功します。データですから、理屈上は何人も同じ人(?)を造り出すことがてきてしまいます。
最愛の人が失くしたとき、意識のデータでロボットの身体で復活させますか?と聞かれたら、たぶん私は断ると思います。
ずっと生きられるのがわかってしまうと、1日が日々の日常が希薄化してしまうと思うからです。
不条理な終わり方だったとしても、それを含めて人生だと思うからです。
お花見シーズンに暗い話になりすみません💦
おしまい。