進藤先生

チャッピーの進藤先生のネタバレレビュー・内容・結末

チャッピー(2015年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

①観る前の予想と違い、評価が難しい映画になってしまったなぁ。

IMAXで鑑賞したので戦闘シーンの迫力は大満足で、前半の“ チャッピー ”の成長過程も微笑ましく後半にかけて期待が高まりましたが…
終盤はあらゆる事が強引に進んでいき置いてけぼり状態。

ケリのつけ方も、
「自分はあんな生き方は絶対にしたくない!」
のひと言。

全体の評価としては普通に楽しむ事が出来ました。

②個人的に好きな監督「 ニール・ブロムカンプ 」
メカや武器のデザインや使い方は流石です。
前半に極悪キャラだった奴らに後半は何故か感情移入してしまったが…善悪の判断がいつの間にか付かなくなっていく自分に恐怖。

唯一、ヨーランディの母性にうるっときますが、最初の登場シーンでの冷酷な犯罪者が何故あんなに優しくなってしまった?母性に目覚めたから?

③この映画の一番の魅力は “ チャッピー ”

表情のないロボットなのに愛らしいこと。
特に誕生シーンでの動きや仕草は感動的で涙が溢れてしまった。
矛盾するが、ヨーランディが母性に目覚めるのが分かるかも…

「人間はなぜ嘘をつく」の台詞も胸を打つが、チャッピーに命を吹き込む事が出来たのは “ シャールト・コプリー ” の貢献度が高いと思います。
予備知識なく観に行ったので、ずっとどこに出ているか探してました( 笑 )

2015/5/24 109シネマズ川崎【IMAX】
進藤先生

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