aumi

PKのaumiのレビュー・感想・評価

PK(2014年製作の映画)
5.0
なにこれ、すごいやん!!!
なんなん、この映画!!!

すぐにでも弟に「とにかく見て!!お願い!!」と言いたい!!(弟て、何やねん…と思われるかもしれないが、弟は私の良き理解者なのだ。)

「きっとうまくいく」から、軽い気持ちでコッチも見てみよう!とAmazonプライムビデオで検索するが見つからない。


そうなるとすごく気になり、久しぶりにTSUTAYAに足をのばす。
しかし…TSUTAYAにこんなマニアックなインド映画あるのかね…と半ばあきらめながら探すと、振り返ってすぐ見つかった!まさかの準新作に面で置いてあった。
ほくほく気分で急いで家に帰る。



あーーーーーーーー!!!!良かったーーーーーー!!!
やられたーーーーーー!!!!


最後どんなけ泣かすねん…。もう、号泣。
ついつい、声出して泣いてしまう。
泣きすぎて字幕見えへんくらいて。


女だったら心動かされない人いないんちゃう?のまさかの展開。
いや、旦那も横でウッときている。


こんなに感動した映画って、いつぶりや…、いや、きっとうまくいくぶりか。
どんなけやねん、インド映画。

インド映画侮るなかれ。
初めてのインド映画がラージクマール・ヒラーニ(監督)とアーミル・カーン(主演)の2作でホントに良かった!


インド映画て…ダンスがなぁ…いらんのんちゃう?って、pk見る直前まで言っていたけど、きっとうまくいくで免疫ついたのか気にならなくなっていた。
むしろ、元気が出るダンスなんて可愛くて、覚えようかなとすら思っている自分が怖い。


だけど、色んな人にオススメできないな。
すごい宗教に入っていてすごい信者だったら、ケンカ売ってんのかって怒られそうだし…


それなのにインドでこれが受け入れられたことがすごい。

色んな宗教の撮影とか、よくオッケーもらえたなぁと思うもん。

もはや、何の宗教やねんって笑ってしまいそうになるのもある。


でも、みんな何かを信じたい。誰かにすがりたい。

宗教は戦争もおきる。宗教は殺戮を生むこともある。弾圧、偏見。それも源はただ1つなのに。
確かに宇宙人から見たら、不思議だろうなぁ…


小学校の頃、愛猫が死にそうになり何度も祈った。神様!!お願い!!!と。
誰に教えられた訳でもない。幼稚園は仏教だったし、だからと言って家はそんなに仏教でもない。(ただ近かったという理由入学。)
なのに泣きながら願った。
叶わなかったけど…


それから、神様っているのかな?って考えた。空の上にはいるのかな。地球ってなんだろ。宇宙ってなんだろ。神様はいるのになぜ悲しいことがおきるんだろ。くるしいことがおきるんだろ。なぜ生きてるんだろ。


いつしか深く考えなくなった。
すごく怖くなるから。


だけど、この映画で何かが変わって…
自分でも驚きだ。
こんな風に考える人がいるなんて!!!
1人じゃない気がした。
凝り固まった考えがぶっ飛んだ。


映画ってすごい。
こんな映画に出会えたことに感謝。
とにかく、また見たいからブルーレイ購入しよう。


迷った時にまた見よう。
そして、宇宙の元気が出るダンスを踊るんだ。

あぁ、興奮さめやらず…


都会の空は星がないけど、しばし空をながめよう。
aumi

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