すごい汚い言葉になっちゃうけど
胸糞悪い映画だった
町山智浩の番組で、報道スクープ専門の映像パパラッチ”night crawler”の仕事をしている人が取り上げられていて
その人が本作の制作時に、仕事についてインタビューを受けたとも言っていたので
気になって観賞
実際に完成した映画を見て、誇張された表現やシーンが多かった…とちょっと曇った表情で語ってた理由がよくわかった
“Taxi Driver”の主人公ばりに、不気味な本作の主人公
もう初っ端から犯罪犯してるし！
口から出る言葉全てが、人を支配するマインドコントロールめいた言動
こんな人に出会ったらおしまいだと思った
お金、キャリア、視聴率獲得…
人の弱みに漬け込んで、どんどん利用してくる…
始めはこの仕事に出会って人生が好転する話なのかと思ったけど、主人公が元々持っていたサイコパスさに磨きがかかって、常軌を逸していくだけだった…
町山智浩の番組で取材を受けていた人も言っていたけど、スマホが普及して誰でもその場で動画を撮って、ネットにアップできるようになった今、この仕事もなかなか苦しいものになっているんだろうな
