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ナイトクローラーのugaのネタバレレビュー・内容・結末

ナイトクローラー(2014年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

仕事を探していた男ルーは事件を撮影するカメラマンに興味を持ち、事件現場に駆けつけ自前の安いカメラで事件現場を撮り、そのテープを売る フリーカメラマンになる。

どんどん悲惨で衝撃的な事件を撮るべく、物語は加速していく。
ある時 警報を聞いて現場に駆けつけると、警察より先に殺人現場に着いてしまう。
家で鳴り響く銃声・犯人が家からでて来るところを見てしまうが、すぐに殺害された家に入り込む。
救助や通報よりも 映像を撮ることが先んじてしまい、今までで1番ショッキングな映像を収めることに成功する。

ルーは犯人の顔とナンバープレートを目撃したことを警察に黙り、単独で犯人の追跡を始める。
犯人が中華料理店に入ったタイミングで警察に通報をし、銃撃戦やカーチェイスを撮影する。店内での銃撃戦に巻き込まれた死人のことも気にせず とにかく凄い映像を撮ることを優先する姿はまさにサイコパスだった。
ジェイク・ギレンホールのギョロ目がいつにも増してギョロついており、バッキバキだった。
終いにはバディが撃たれたところまでも撮影し、まさにその姿は狂気の沙汰だった。

最後は警察から取り調べを受け、情報を隠していたことを疑われる。しかし唯一の目撃者であるバディは現場で死亡ししており、結局ルーは巧みな話術で捕まらなかった。

最後は捕まって終わりという結末だと思っていたら 自分の会社を立ち上げ 撮影チームを増やし さらなるエスカレートに走っていくという終わり方がもうブットんでいてなんかスカッとしてしまった笑


物語も主人公の目的も分かりやすく、悪いことをしているのにどこかワクワクする気持ちを持ちながら「怖いもの見たさ」で目が離せないサイコスリラーな映画だった。
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