ダン・ギルロイは、
カリフォルニア州
サンタモニカ生まれの監督、
脚本家、プロデューサー。
脚本作品には、落下の国、
キングコング髑髏島の巨神、
ボーン・レガシー、
リアル・スティール。
監督もつとめているのは、本作のみ。
妻は、レネ・ルッソ。
どの映画も脚本が良かった。
独特の世界観があり、
話しが良くできている。
この映画は、
犯罪報道の悲惨な映像をTV局に
売り付けるフリー映像会社の
人間の話し。
もちろん、映像はより過激な物を
求められ、追求していくことになる。
いかにも現実にありそうで
終盤に向かうにつれ、
どんどん緊迫していく。
可愛かったジェイクギレンホールに
かっこよさもまったく無くなり、
薄気味の悪い人間性だけが
演技に残され、
サイコキラーにいつでも
変貌しそうな嫌なやつを演じている。
見てはならないものを見たい
人間の残酷さがニュースの
視聴率に反映する。
視聴率のため、
色んな操作を加えられ、
視聴者を誰かの都合のいいように
洗脳し、方向を誘導していく。
そんな報道をいつまでも
見せられていて良いのだろうか？
これからは、
報道に流されず
真実を考えてみよう。
視聴者が犯罪を
作り出しているのかもしれない。
