戦争状態にあるジョージアとアブハジアの境に流れる川に隆起する直径20メートル程の小さな島を整地し、小屋を建て、土地を耕し、とうもろこしを育てる。黙々と農作業に励む老人とその孫だったが、ある日とうもろこし畑の中に倒れる敵兵の姿を見つける...というあらすじ。
開始から20分程、セリフが全くなく、全編を通してセリフがない映画なのかと思いました。中盤あたりから会話するシーンが出てくるもののセリフは最小限に抑えた静かな映画という印象。
主役の農夫役の演技が素晴らしく、見た目や仕草が本物の農夫のようでした。
それにしても終盤の島が川に流されてしまうシーンはどうやって撮影したのか気になります。