不条理SFホラーミステリーコメディ?(社会風刺風味?)
結論から言いますと、のれませんでした(*_*;
フルーツ・チャン監督ですか…
同監督のリメイク版「女優霊」はまだレビュー書いてませんが、もし評価するなら1点台の酷評なので、監督と合わないのかも(-_-;)
バスの乗員乗客17人以外の人間がすべて消えさった香港。
いったい何が?
まったくあらすじ調べずに観たので、観ながら、
「ランゴリアーズ」風かな?
「漂流教室」風かな?
「ミスト」?「ターン」?などなど色々想像しながらワクワクしましたが、まさかの「ロッジ LODGE」(´д`|||)風
個人的好みでは「ロッジ」の方が好き(;´_ゝ`)
まあ、見事なまでの不条理放置プレー…
ちょっと!?そこで切られても何もわからないんですけど(´д`|||)
「ハンター・ハンター」が話の途中で何年も休載になるようなもの…
調べてみると、香港のインターネット小説の前半部分だけを映画化したようなので、後編がもし作られたら、色々解決するんでしょうね(^-^)
それでも、ありとあらゆる伏線を全て放置はある意味清々しいです(*´-`)
よって、半分止まりの本作だけでは何とも言えず、後編(あったらだけど)を観なければ正しく判断できません。
では、何を楽しむかとなると…
・ホラーともコメディともつかない舞台劇風な会話の妙。
登場人物のキャラ立てがしっかりされてて、サイモン・ヤムやラム・シューなどジョニー・トー組重鎮の名演?もあり、はまる方ははまる!
逆に、ほぼ会話劇なので、中盤以降かなり間延びし話が停滞するので、飽きる人も。
「DQN制裁」パートはさすがに尺をとりすぎ(*_*;
・無人街「香港」の美しさ
こちらがこの映画最大の目玉かと。
よくまあ、あれだけ人口密度の濃い香港市街で完全無人無音撮影ができたなあと感心しました(*´-`)
撮影へのこだわりは好感がもてます。
フルーツ・チャン監督と感性がどんぴしゃ合う方には、おもしろい映画だと思いますが、わたしはまったく合わないので残念でした( ´△`)
あと香港の社会情勢や社会問題の知識もいるかも。
美しい映像を撮るのはうまい監督さんなんですけどねえ…
あとR15+だけど、グロシーンはCGだし、ほぼグロ感なし。
暴行シーンがレイティングにひっかかったのかな?
まことに残念ながら、R15+なのにエロ度おつぱい度セクシー度すべて0です(。´Д⊂)
許せない!
見終わった後味を、わかりやすく言うと…
おつぱいパブで、あと5分で2回目の「おつぱいタイム」が始まるってときに!
「お時間になりました」と言われたときの心境に近いです(*μ_μ)