ミッドナイト・アフターの作品情報・感想・評価

「ミッドナイト・アフター」に投稿された感想・評価

てるる

てるるの感想・評価

1.5
完全丸投げ映画。
悪い意味での。
そしてサイモン・ヤムの無駄遣い。

深夜バスにたまたま乗り合わせた乗客たち。
トンネルを抜けると、そこは無人の街。
次々と起こる不可解な現象に次々と人が死んでいく。
乗客たちは反発しながらも協力して謎を解明しようとしていく…。

あらすじだけ読むと好みのストーリー。
実際、中盤までは謎が謎を呼ぶ展開で面白い。

乗客それぞれの過去。
時々現れるガスマスクの男。
異様な死に方をしていく乗客達。
一斉にかかってくる謎の電話。
死体に浮き出る死班。
甦る死体。
乗客うちの謎の女性。

でもこれだけ大風呂敷広げときながら何ら回収しませんからね!

終盤に差し掛かっても謎解きが進むどころか、しょーもないことを繰り返す登場人物たちに嫌な予感はしてましたけどね!

ラストに意味深な訓示めいた字幕が出るけど、全く意味が分かりません。
あんなんで納得出来るかーーーっ!!!

この内容で2時間超えは無いわ…。
久しぶりに時間返せ!と言いたくなった。

唯一オタク男子がデヴィッド・ボウイの「Space Oddity」を歌うシーンだけ良かった。
まぁこの歌についても勿論回収されませんがね。
miena

mienaの感想・評価

2.7
なんとなく観てたら、なんとなーくThe end.

ん? なんだったんだ??
ジョニー・トー監督の作品を2本観て、また香港映画。何かよくわからないな…と思ったら、香港の政治情勢を皮肉ったWeb小説が原作みたい。よく分からないんだけど、妙な魅力がある。訳がわからないんだけど、堂々と作ってる感じ?ラストカットが印象的。
全くもってチンプンカンプンやったから、あんま好きじゃないながら解説調べたら、香港の国内情勢を皮肉に揶揄しまくってる映画らしい。その解説読んだらある程度は納得できました。というかその意図がほんとに監督にあるんならおもろい。けど分かるわけない。
Yuya

Yuyaの感想・評価

2.4
欺瞞や憶測を飲み込みながら 釈然としない違和感の無限ループだけが 延々と空回りしてるんだけど 猥雑とした香港の臭気と相まって こびりつくような雰囲気は嫌いじゃなかった

まさかのボウイの『Space Oddity』の引用然り 異様なノスタルジーを帯びたラストシーンといい 良くも悪くも輪郭さえ見失ったネット小説のテイストが強いんだろうな

フクトウからの"福島"なんて無理くりなワード出してんだから そこはきちんと結論が欲しかった…
本作を始めて観たのは2015年のシッチェス映画祭ファンタスティックセレクションでの事
その3ヶ月あまり後の2016年1月、マシンボーイの敬愛するヒーローであるデヴィッド・ボウイはお空に燦然と輝くお星様になる…

ミニバスに乗り合わせた人々だが目的地に着くといつもは賑わっている街に人影は皆無、翌朝になっても街にはミニバスの乗客以外に人はおらず、やがて次々と不可思議な事態が乗客達に襲いかかる、って話

本作にはもちろんデヴィッド・ボウイは出演していない
しかしデヴィッド・ボウイの名曲を愛してやまないマシンボーイは「地球に落ちてきた男」でも「戦場のメリークリスマス」でも、もちろん「クリスチーネ・F」でもなく、本作をボウイ映画の中のボウイ映画に任命したい!

消える人々
崩れ落ちる身体
謎の奇音を発する着信
ガスマスク男
死斑
福島原発
血の雨
謎が謎を呼び
あまたの伏線を投げっぱなしにしテンション高く突っ走る!
観客の理解なんて何のその!
とっ散らかってる?しったことか!
わかんねえ奴は置いてきぼりだ!
そしてブッ込まれるデヴィッド・ボウイの名曲スペース・オディティ!
もうな、ボウイ本人以外にも数々の人々が歌ってきたに違いない名曲中の名曲だが、本人以外が歌っていてこれほどエモーショナルなんは本作が随一ではなかろうか?
トム少佐もびつくりな熱唱に涙でしたよ
生前のデヴィッド・ボウイが本作を観た可能性は極めて低いだろうが、もし観ていたらきっと感激していたんじゃないかなぁ?

まぁ、デヴィッド・リンチの作品群や「ボーグマン」並みの不可解映画なんで好き嫌い別れる作品やけど
むしろリンチや「ボーグマン」よりかなり雑なんで酷評のほうが多いだろうけど…
ハマる人は凄く楽しめる作品です!ハマれる人がどれほどいるかって話やけどな
基本70分〜90分の作品を愛しているマシンボーイが120分オーバーで全くダレることなくワクワクしながら観れたんは次々と襲い来る謎の波状攻撃ゆえ、めっためたに飲み込まれてもう楽しさしかない!
個人的には香港映画ベストやし、不条理シチュエーションスリラー(コメディ?)の超傑作かと

しか〜し!ひとつだけ不満点がありましてね…
いつになったら続編ができんねん!どんだけ謎放置してんねん!まだまだ終幕には早すぎるやろ!
頑張れフルーツ・チャン!デヴィッド・ボウイも高い空の上から見守ってくれているはずや!
伏線全て未回収で終わった。
ラスト呆気にとられて空いた口が塞がらんかった。
porikozn

porikoznの感想・評価

1.9
香港のWEB小説が原作だそうです。
多分、小説では面白かったパターンかな?
ミニバスに乗り合わせた17人。トンネルを越えたら、誰もいない世界。
多数のハテナだらけの中、次々と変死していく。
デビッド・ボウイの曲がメインで小説を書いたのかな?
中盤の、デビッド・ボウイの曲を歌ったオタク男が、何だかキモイ。
デビッド・ボウイに謝れ(笑)

とにかく、付箋が多数有り。で、それを全て回収されずに終わった感じだから、モヤモヤMAX。

原作の半分のみの映画化という事なので、続編があるのならそちらで全て回収されるのかな?と思うけど、続編はなさそうな?、、、。
これが韓国映画なら激しくなりそうだけど、台湾映画なんでコミカル部分が目立つ。
青椅子

青椅子の感想・評価

1.7

このレビューはネタバレを含みます

無人の香港の街並み紹介&イメージのみで押し切る強引。
「男だから」「有名人だから」「頭悪そうだから」で役割を押し付けられることに誰も異を唱えない、理屈の通らない責められ方をしても誰も抗議しない、理性より感情が尊い世界。
香港の人にとっての福島原発事故への距離感がなんとなく伝わってくるようなイメージ映像とフクトウ。
日本人役の人の不自然な喋りに、シンゴジラの石原さとみをアメリカ人はこう見てたのかな、なんてちらっと。
これに原作があるってことが驚きなので逆に興味を覚える。
私の好物『シッチェス映画祭 ファンタスティックセレクション』2015年の中の一本。

大埔(タイポー)と言う地へ行く深夜バスに、たまたま乗り合わせた17人が、大埔に到着する頃には街中から誰1人いなくなっている…というストーリー。

オープニングタイトルはイイ感じ。
頑張ってるなと思わせる。

日本人という役柄の人物が1人登場するのだが、同じ(?)日本人としてモヤっとした気分になる。
それは、ネタバレになるから記載はしないでおくが…。

本作品、正直ハッキリ言って何もかもがデタラメと言うか、何でもありだ。
かなりの雰囲気映画で、例えて言うなら
イケメンではなくて、雰囲気がイケメン…みたいな感じと言ったところか。

「で、結局何なのだよ…」といった感想の本作。
人気ベストセラー小説を映画化した作品らしいが、原作が見たくなったのは確かではある。

人気(ひとけ)の無い香港の街並みには美しさを感じたが、エンドロールを観ていたら「何か、もうどーでもいーや」的な感覚に陥ってしまう。

ストーリーやプロットに緻密さをもとめる方にはオススメ出来ないが、雰囲気と なんか解んないけど、ま、こー言うのもアリじゃね?的な方は1度鑑賞してみてはいかがでしょうか。
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