みあせぶ

ジャスティス・リーグのみあせぶのレビュー・感想・評価

ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)
4.5
アメコミ×倫理


DCEUは本当に当たりハズレがあるので期待値は低めで鑑賞。(楽しみではあったが、期待はずれでショックは受けたくなかった)

結果は…オ、オモロイ!!!!!

ジャスティスリーグに所属する人数は少ない。だからこそ、一人一人が主役のようで、スポットライトが当たっていたことはとても嬉しく思った。また、一人一人が抱えている問題、ヒーローとしての苦悩、JLに参加するまでの経緯がじっくりと描かれていてよかった。これなら前作のDCEUを観ていない人、アメコミ初心者からも支持を受けることができるだろう。前作から観続けている私も、おさらいをしながら観ることができて導入としては良かったように感じた。


時間としては、短いと感じたぐらい。退屈することなく観れた。(BvsSとは大違い笑)



⚠️以下、若干ネタバレです。。。⚠️


スーパーマン最強説は今作でも健在。結局、スーパーマンさえ味方につければ勝ち。少し、他のヒーローたちに比べてキャラ設定が強すぎるのでは?そこが少し気になった。
だが、最終的にはスーパーマンの出演シーンでいろいろと感動する場面が多かったのでよかった。


最後に。
ジャスティスリーグの公開により、今までよりもDCEUとMCUの比較をする人が増えてきてしまったと思う。同じアメコミで、一見似たようなストーリーだから、そうなってしまうのも仕方がない。

しかし、私は今回この作品を観て、この両者の方向性は全然違うし、比較対象にはなり得ないと思った。
だから、両者の世界観を認め、それぞれのいいところを伝えていきたいと思った。
最近は、一方を高評価するために、他方をけなすことしかできない人が増えている。どちらか一方しか認めることができない人だ。(映画に限ることではないが。)
互いに罵り合うのはDCEU、MCUのファンの1人としてはとても悲しい。それぞれの特色、個性を大切にしてほしい。1つ1つの作品に向き合い、意見を交わしていきたいなと思う。きっと、その方がみんな気持ちよくいけると思う。アメコミに関しては、近年こういうことが気になるので少し書いてみた。


アメコミ界のさらなる飛躍に期待!




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