やっぱりエル・ファニングは最高。
この邦題は良くないですね。『3 Generations』がピッタリ。確かにレイのジェンダー問題は物語の一つのアクセントにはなっているけど、実際は親子三世代(そして三つの時代)の物語であると思った。だからこそ、ああいうラストシーンなんだと思う。あれは良いラストシーンだった。
iPhoneで撮影した映像を用いることで登場人物(レイとマギー)の心の中を観客に伝えるやり方は見事だと思った。あとあの手ブレ感のある映像がレイの焦燥感とかを感じさせてきて良かった。
とても90分ほどの映画には感じなかった。長く感じたと言っても間延びしていたというわけではなく、すごくギッシリ詰まっていた。