しどけ梨太郎さんの映画レビュー・感想・評価

しどけ梨太郎

しどけ梨太郎

だいたい高評価。だって面白いんだもん。

映画(359)
ドラマ(0)

退屈な日々にさようならを(2016年製作の映画)

5.0

カネコアヤノが出ていて、カネコアヤノの曲が流れるので満点。あと紗穂役のりりかがとても良かったので調べてみたらユーチューバーになっていた。

同監督の『サッドティー』と同じく、話が進むにつれて人間関係が
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名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

5.0

ガバガバ酒を飲んでからレイトショーで観たらめちゃくちゃ幸福になった。

実質『ジュラシック・パーク』。『ジュラシック・パーク』観たことないけど。

ベロリンガがキモすぎてビビったが、そのおかげで後から
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不安の種(2013年製作の映画)

-

ビックリ系と視覚トラウマ系は苦手なので途中からはチラチラとしか観ていなかったが、一緒に観ていた女の子が観ているあいだずっとぼくの手を握っていたので満点。『不安の種』ありがとう。

原作未読。

時系列
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リング(1998年製作の映画)

4.0

怖。突然押入れ死体と松嶋菜々子の顔が歪んだ写真が怖すぎて無理。怖いというか得体の知れない不快さ。

カメラマンがよくやる「対象物を真ん中ではなく端に配置して背景を多く写す」があそこまで不安感を煽る怖い
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チャイルド・プレイ(1988年製作の映画)

4.0

マイケル・ベイも真っ青な爆破とカーチェイス。ハラハラドキドキアクションムービーとして楽しめた。怖くはない。もっと人が死ぬのかと思っていたがあまり死ななかった。

電池のくだりとか面白かった。
チャッキ
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.0

寵愛を受けようとするふたりのバトルがメインに見えるが、やっぱり主役は女王陛下(オリヴィア・コールマン)。支えてほしいだけなのに、成り代わられてしまう悲しみ。それは車椅子がアンの脚に成り代わってしまって>>続きを読む

愛がなんだ(2018年製作の映画)

5.0

原作未読。

愛がなんだ。愛ってなんだ。

この映画で一般的として扱われている愛は、双方向的愛だ。そんななかで、一方通行的愛3人衆の恋愛が描かれる。
一方通行的愛のエゴイスム(≒自己愛)に気が付いたナ
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私の20世紀(1989年製作の映画)

5.0

爆弾とセックスと。

20世紀という時代に起きた変化と起きなかった変化を巧みなモチーフで表現している。
頭がすっ飛ぶようなギャグがぼくにはどハマりだったので終始ニヤニヤしながら観ていた。幻想と現実の合
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サウルの息子(2015年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

周囲がボケた映像は周りへの無関心の表れか。無関心にならざるを得ない苛酷な状況。

ユダヤ人射虐殺シーンで、ゾンダーコマンドだと言い張る男が撃たれ、実はゾンダーコマンドではないラビがジャケットのおかげで
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

4.0

旧約聖書(神殺し版)、みたいな。

真意が分からない、が人間ぽさってのはなるほどなあという感じ。真意がめちゃくちゃ分かるケイレブくんと真意が分からないネイサンの対比のなかにエヴァを配置する構図が巧妙だ
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ブリーダー(1999年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「投影」の映画。主体性がない(≒人間的な豊かさがない)人間の話。
序盤の会話で、本当は子供なんて欲しくないのに彼女のルイーズ(リッケ・ルイーズ・アンデルソン)に話を合わせているレオ(キム・ボドゥニア)
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サッドティー(2013年製作の映画)

5.0

「ちゃんと好き」ってなんだろう。を延々とやる映画。

二股映画監督が「ちゃんと好き」を考えた結果、二股を解消しようとすることからも、「ちゃんと好き」というのは一対一で(恋愛)関係を構築し完結させること
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ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

5.0

まさに『GLASS』。見事に3部作をやり切ったシャマランに拍手。しかも最高の終わり方だった。信念を曲げない人間の強さたるや。SALUも「In My Life」のなかで「思い込みが成せる力は絶大」って歌>>続きを読む

PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.3「恩讐の彼方に__」(2019年製作の映画)

4.0

シビュラもドミネーターも一係も出てこないPSYCHO-PASS。完全に狡噛慎也の狡噛慎也による狡噛慎也(のファン)のための作品。ぼくはそれを求めていたので満足。あと最後のセリフね。3期、楽しみ。
パン
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サスペリア(1977年製作の映画)

4.0

ジェシカ・ハーパーが最高。あどけない顔して声が低いの、好き。一文字に結んだ唇も好き。

不安、不気味、不快。

音楽と映像の融合がとても良い。もう誰も喋るなって感じ。広場のシーンは最高だった。

みん
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PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.2「First Guardian」(2019年製作の映画)

4.0

色々と死んだ人間の言葉が響く回だった。

広義の宜野座回であり、征陸の言葉が涙腺を刺激してくる。

前回に比べてストーリー構成が上手くできていて終盤で一気にグワッと来る。その分、アクションシーンが少な
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マルサの女(1987年製作の映画)

4.0

みんな金に振り回されてる。

ひたすら権藤(山崎努)がいい。憧れてしまう悪役。前半で税務署が人々から税を取り立ててそれに人々が困る様子を描いておくことで、その税務署に対抗する権藤が言ってしまえばダーク
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ビール・ストリートの恋人たち(2018年製作の映画)

4.0

原作未読。

前作『ムーンライト』よりも音楽が鳴っていたので、ざらついた感じというよりはなめらかに心に突き刺さってきた。前作が粒みたいだとしたら今作は波みたい。

ラストショットの秀逸さ。「それでもい
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ(1984年製作の映画)

4.0

ディレクターズカット版。追加シーンが他と画質が全然違ったので最初はビックリした。

そんじょそこらの2時間映画よりも短く感じた。繰り返される音楽が印象的だった。

デボラ(幼少期ジェニファー・コネリー
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ムーンライト(2016年製作の映画)

4.0

余白があることを文学と呼んでいいのならば、この映画は紛れもなく文学。
ツァイ・ミンリャンの映画のように、映像で語りかけてくる。言語化できないなにかをぶん投げてくる。

リトル時代のミドルショット等が下
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恐怖分子(1986年製作の映画)

4.0

今まで見た涙で一番こころを動かされたかもしれない。

なぜ分子であって原子でないのか。ひとりの人間が原子だとすると、恐怖とか孤独とか不安というのはなにかほかの事物と人間が組み合わさることで生まれるから
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(1997年製作の映画)

4.0

なぜか若い女性客が多かったので図らずしも大勢の若い女性たちと一緒に日本のAVを観たことになった。

河が原因(?)で首が痛くなったのちに、家が河みたいになるのはそういうことなんですかね?

あの頃、君を追いかけた(2011年製作の映画)

5.0

えー!ぼくも幼馴染ツンデレ優等生女子に勉強教えてもらう人生を歩みたかった!!!

序盤から連発される下ネタと高校文化祭の映像作品的なノリに少し辟易しながら観ていたら号泣していた。
チアイー(ミシェル・
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ウェディング・バンケット(1993年製作の映画)

5.0

アメリカに住んでいるゲイである中国人男性エリートが台湾に住んでいる両親を安心させるためにアメリカ永住権が欲しい中国人女性と偽装結婚をすることにしたらその報せを聞いた両親がアメリカに来ることになったこと>>続きを読む

第三世代(1979年製作の映画)

4.0

なんも分からんかったがオープニングがひたすら格好良かった。

序盤の別の場所で行われている会話がまるで繋がってるように感じる演出にリチャード・マグワイアの『HERE』というグラフィックノベルを思い出し
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青春神話(1992年製作の映画)

4.0

童貞が強いのでやったーと思っていたら童貞も非童貞も悲しい感じになってしまったので悲しくなった。

肉体を撮るのが上手すぎる。

テーマ曲(?)が好き。オープニングが格好良過ぎた。

13回の新月のある年に(1978年製作の映画)

4.0

言語化できないショックを受けた。あんなにセリフ多いのに。

愛情萬歳(1994年製作の映画)

4.0

イケメンのパンツがエッチすぎて意識をすべて持っていかれてしまった。なんなんだあのデザインは。

最初の鍵に焦点が合ったショットが衝撃的で一気に掴まれた。なんなんだろう、うおーってなった。

スイカとキ
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残酷ドラゴン 血斗竜門の宿(1967年製作の映画)

4.0

ラスボスまでは主人公サイドが圧勝してラスボスがありえないほど強くてでもそのラスボスが主人公サイドの努力とはまったく関係なく破れていくのはこの監督の癖なのか。神の思し召し的ななにかを感じる。

『俠女』
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スーパーシチズン 超級大国民(1995年製作の映画)

3.0

ぼくも歳をとればこの悲哀が分かるようになるのだろうか。

風櫃(フンクイ)の少年(1983年製作の映画)

4.0

どこにもいけないぼくたちをどこかへ連れていってくれるのは恋だけ。なのに恋はぼくたちを置き去りにしてしまう。時間だけが無慈悲にぼくたちを強制的に押し進めていく。

地理的には移動しているのに精神的にはま
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PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1「罪と罰」(2019年製作の映画)

4.0

宜野座さんがひたすら最高な60分だった。宜野座さんが父親的なポジションに立つので、反復構造〜となった。次作が宜野座パパの話なのも狙っているとしか思えない。

アクションシーンで機械対人間をやるとどうし
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ナイルの娘(1987年製作の映画)

4.0

愛は止められないんだよ。

どうしようもなく崩壊していくのは、世界が勝手に構築してしまうから。最初からバラバラだったなら、哀しみは生まれないのに。でも最初からバラバラだと感じられない喜びがある。その一
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怪怪怪怪物!(2017年製作の映画)

4.0

史上最高に胸糞が悪い。悪人とバカしか出てこない映画。台湾悪趣味博覧会みたいな感じ。虐殺ショットとスイカがジューサーでぐじゅぐじゅになるショットを交互に見せてくる上にそのBGMがYEN TOWN BAN>>続きを読む

侠女/俠女 第二部:最後の法力(1971年製作の映画)

4.0

英題の通り、大士圧勝エンドだった。

前半はコメディとサスペンスとアクションの絡み合いが最高でまったく飽きなかった。後半はその点、アクション重視になってやや単調。

シャットを細かく区切って視点が目ま
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侠女/俠女 第一部:チンルー砦の戦い(1971年製作の映画)

5.0

まとめて観たので第二部に感想を。ただ前半はテンポが良くて楽しかった。後半はさすがに長かったことだけは書いておく。まとめて観るもんじゃねえな。

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