ルサチマ

ハーレムにかかる月のルサチマのレビュー・感想・評価

ハーレムにかかる月(1939年製作の映画)
4.5
これも随分無茶苦茶なウルマー。
人が超雑に死ぬし、死に立ち会ったのに一切動揺してる様子がない。金のやり取りにおいて誰が死のうともなんてことない。動揺し喚き騒ぐのはひたすらに周囲の人間。ウルマーの喧嘩はいつだって唐突でそうするのが当たり前のように勃発する。喧嘩の主体に背負っているものなんかありゃしない。編集は出来事を強引に進めてエモーションの発生を回避されていく中で一瞬発動するエモーションの爆発(行き場を失ったエモーションの笑い)にかけてる感覚がある。
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