ウルトラマンギンガSの劇場版。
ついに出てくるギンガビクトリー。
ギンガとビクトリーが一心同体で心を1つにした時に融合して生まれるウルトラの戦士、ギンガビクトリー。
色合いと言い、フォルムと言い、なかなかイケメンでパワフルでカッコいい。
この劇場版では、ウルトラマンに星を滅ぼされたと言う星の王女がやってきて、ウルトラマン達を次々に鏡の力で封印しまくってしまい、いよいよ最後のゼロとギンガとビクトリーだけになってしまう。
コスモスから分離した杉浦太陽が、彼らをサポートしながら、心と記憶を悪に染められてしまった王女を救おうとする。
1時間余りのコンパクトな映画で、すごくたくさんのコンテンツを盛り込んでいる。
人やそれぞれのウルトラマンが恐怖に感じる存在を鏡に映し出す。
ティガ、ダイナ、ガイア、コスモス、メビウス、マックス、ネクサス、ゼロ、、、それぞれの過去の宿敵も現れる。
そう、エンペラー星人、ベリアルなど、なかなかインパクトがある往年の悪役も登場し、盛り上がる。
戦い方も『死亡遊戯』っぽくて、各階にそれぞれの宿敵が待ち受けていて、「そいつは相手は俺だ」的な感じで1人1人、ウルトラマンが残っていく様な設定が“宿命”と“恐怖の克服”感があって良かった。
ギンガとビクトリー、そして、ギンガビクトリー。
頭部と胸部と足部が光っててなかなか鮮やかでカッコいいウルトラ戦士。
彼の後ろに8戦士揃って構える姿は圧巻、テンション上がる。
この頃からすでにゼロさん、後輩の面倒見が良くて、ものすごいグッドタイミングで現れたり、強引にギンガとビクトリーを修行に連れ出したり、相変わらずエモーショナルでアツい戦士。
やっぱりゼロさん現れると物語に熱が篭って良いっす!
杉浦太陽とコスモスも“慈愛の戦士”だけあって、優しさが滲み出てて、他のウルトラマンとは少し異色の戦い方で、キャラが立っててこれはこれで好き。
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