ShotaKimura

ビリギャルのShotaKimuraのレビュー・感想・評価

ビリギャル(2015年製作の映画)
3.4
偏差値最下位のいわゆる底辺のギャルが塾の先生と出会い、慶応合格を目指す話。初めはBe動詞も聖徳太子も分からない主人公だが、塾講師の圧倒的に褒める教育と生徒目線に沿った教育でどんどん成績も伸び、勉強の楽しさを実感していく。
ただ理想と現実の壁は大きく、実際の試験が近づく度にその壁の大きさから挫折感を味わうことになり、自信を失っていく。
周りの人の支えもあって、再度挑戦者の気持ちが蘇った主人公は奇跡の合格を果たす。半分崩壊していた家族もその成功に影響され、まともな家庭を取り戻した。

感想としてはいい話。勉強の楽しさもわかるし、高い壁の挫折もわかる。そこから逃げずに超えられるのがその人の人間的な強さだと思い、尊敬した。人ははじめからダメと決めつけるのではなく、自分はできると信じること、他人もその人を認め、できるということを伝えることが重要だなと感じた。
ShotaKimura

ShotaKimura