ひねりのある作品ではない。どこまでも正攻法で、言い方は悪いかも知れないが、ステレオタイプの
映画だ。それは実は観る前から分かっていた。
では何故映画館に足を運んだかと言うと、主演が
有村架純だからですよ。
この作品を成功に導くのは彼女であるはずで、監督も彼女だからこそ、この作品が成功すると信じたはずだ。
そして見事、有村架純は、本作をキラキラと輝く秀作へと導いた。
監督も「有村架純に金髪ヘソ出しのギャルファッションをしてもらいたかった」と、スケベ心を隠さなかったが(笑)、その目論みはうまく作用したのだ。
ありがちなドラマであるし、結末は読める訳だが、
それでも観客を最後まで惹きつけるもの。それがこの作品にはある。
エンディングでサンボマスターの曲が流れ（これがまたいい）、本編に負けないくらいの楽しさが溢れているのだが、最後の最後まで、有村架純は可愛かった。
彼女を観るだけでも、一見の価値アリです。
