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神々のたそがれのmhのネタバレレビュー・内容・結末

神々のたそがれ(2013年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

複雑な場面設計と超絶技巧の撮影が織りなすロシア製モノクロSF映画。
・主人公は地球から派遣された調査員で、その星で神と呼ばれている。
・灰色隊による賢者狩りが行われている。
・灰色隊を平らげた神聖軍団。
・主人公の恋人が神聖軍団に殺される。
・主人公は神聖軍団を皆殺しにする。(本来、地球人は現地人を殺してはいけなかった)
各国のWikipedia、IMDBなどのあらすじを読んで、ようやくストーリーを把握したけど、これはわかんねー。
さらにこれが、ソ連時代の統治についての暗喩にもなっているとのこと。賢者狩り=スターリンの大粛正ってことかな? 表層は全く違うけど、「太陽に灼かれて」と同じテーマだったのかもしれない。
撮影はまじすごかった。カメラマン、ピントマンがとんでもない技量の持ち主だった。横移動してたかと思えば奥に移動するカメラ。超近景から遠景まで見てる側にストレスを与えることなくピントを合わせ続けてる。間違いなくすごいんだけどその技が効果的とはいいがたい。でもすごい。
これでアレクセイゲルマン監督作品は全部見たけど、初期作品の方が好きでした。
mh

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