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神々のたそがれのhi1oakiのレビュー・感想・評価

神々のたそがれ(2013年製作の映画)
2.0
衝撃的。これに比べればホドロフスキーなんてスピルバーグだっつうくらい意味わからなかった。
意味のある会話や行動をしてはいけないアドリブ劇に、10秒毎に奇抜なシーンを登場させなければいけない縛りを設けているような3時間。
実際は緻密に練り上げて計算し尽くされてる映像であり芸術なんだろうけど、自分には全く響いてきませんでした。ここから何かを読み取ろうという気持ちは開始15分くらいで失せて、正直早く終わって欲しい…家に帰りたいと思いつつも、最後までは見届けたい…というまぁ複雑な心境に。
これは自分が観る映画じゃなかったなぁというのが実際のところですかね。通ぶって背伸びしちゃいました….と。だってチラシ見たら面白そうだったんだもん!
小道具とかセットとかグロとかの美術関係は手間と予算をかけてて単純に凄いと思いました。
ただね、チラシのコメントで哲学者の方がタランティーノの名前出してるのは違うんじゃないかと。まぁ自分も冒頭でホドロフスキーとかスピルバーグとか言っててイタいか。
あと邦題はかっこつけて「神々のたそがれ」にするよりも、英語題の「Hard to be a god」を直訳して「神はつらいよ」くらいのノリでよかったんじゃないかと。
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