たむまつ

黄金時代のたむまつのレビュー・感想・評価

黄金時代(2014年製作の映画)
3.7
なかなかの長丁場でした、3時間。
とはいえ中国近代4大才女の1人と言われている女流作家、蕭紅の一生(結核で亡くなるまでの31年間)を語るには丁度良い長さなのかな。

映像が綺麗、登場人物が突然語り口調でカメラに向かって話始める、魯迅大先生が普通に登場する、、、などなど面白かったです。彼女の作品は是非読んでみたい。

日中戦争の最中、普通の家庭でもなく戦場のど真ん中でもなく、共産党員でもない、執筆家たちがどんな風だったか。興味深い。

タンウェイがどんどん窶れていく姿は演技とはいえ見ていて辛いものがある。それでいて強気で、危なげで、最期まで多くの男性が放って置けないのも納得。本当にあんな感じの人だったんだろうな〜
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