たむまつ

サタデー・フィクションのたむまつのレビュー・感想・評価

サタデー・フィクション(2019年製作の映画)
3.8
“ヤマザクラ”がどこを指すのか、なぜ嘘をつくのか...孤児として引き取った理由はスパイにするためだったのか。

このあたりが物語のすべてだと思ってるのは私だけでしょうか。これによって、ドバーっと心に響くものがありました。美しきユージン(コンリー)の苦悩よ。

「愛する人に愛されたいと願うのは愛ではない。虚栄心である。」も効いてる。

コンリーはやっぱり好き!終盤で雨の中、車のなかで何を思っているのか、なんとも言えない表情が。とても良い。美しいし、悲しい。

あとは中島歩がイケてる。初めて観たけどファンになりました。
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