ネタバレもなにも何を言えば良いかよくわかりません。何もかもがなくなりました。風の前の塵に同じ、的な。
映画は3時間近くあって、惜しみなくたくさんのヒーローがわらわら出てきてみんながサノスがやばい、サノスがやばい、サノスが来る、サノスが来た、とあっちこっちで話が進むんだが、何か思ってたよりも話はじっくり。
じっくりじっくり逃げ場の無い、救いようの無い絶望的なシチュエーションになっていく。
何なら本当に3時間以内ぐらいで起きてることなんじゃないか、と。
もう見てて1秒も幸せな気持ちになれない。
お笑い担当のスターロードですら自分の周りのことが大変過ぎてヘラヘラできない。
ハルク、ソー、ストレンジの人知を超えてる規格外の力でも絶望的な状況を好転できない。
頑張っても報われないこともあるよ、とか、やるだけ無駄だよ、とか、結局強い奴が全てを思い通りにきるんだよ、みたいなヒーロー映画としてはありえない教訓を見せられたかのようでとても辛かった。
こんなことにしたからにはここからちゃんと責任とれよな、marvel!
な、アントマン、頼むぜ。