ダニエル・ブリュールが出てきたらどんな役でもだいたい信用してない。
正義はこの世に一つじゃない。それぞれがそれぞれの正義を掲げるからぶつかるし戦争になる。そんな真実をこんな形で改めて突き付けられると胸が痛い。
超人的なヒーローたちが、そんな事実を前に、抵抗もなく戦わざるを得ないことが悲しくて、同時にその「人間らしさ」みたいなところにぐっと心が引き寄せられてしまう。
アイアンマン側にも、キャプテン側にも味方をする要素があって、観ながら泣きたくなった。分裂が目的で、それを最初のアベンジャーズからずっとやられてるのにどうしてこの人たちはこうも同じようにぶつかり合うのか。こんなの普通の人じゃん…しんどいじゃん……
あとどうにも私はクリント・バートンが好きでならないみたいだ。(アベンジャーズの中では特にという意味で)
