ヘムア

キャプテン・マーベルのヘムアのネタバレレビュー・内容・結末

キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

前知識ゼロで観たため途中まで、どういう話だ…?彼女はどういうヒーロー?とわからない設定だらけだったのが(といっても序盤からテンポが良く、投げ出さず観れた)どんどん謎が解かれクリアになっていき、彼女がお馴染みの色のヒーロースーツになった瞬間泣きそうになってしまった。
謎の設定や知らない記憶が飛び交う中キャロル自身がアイデンティティ喪失と周囲とのギャップ、孤立感に抑圧を受けているため、彼女が失ったものを再び獲得し己を取り戻す過程にものすごく感情移入した。
自分の神を秘匿する権利やマナーの文化が面白いなと思った。
その世界で力のあるマジョリティがルールを作ってその中で戦わせようとしているんだから、そんな不利なルールに従って戦って証明する必要などない。くだらないルールをおりるんだ。
序盤、周りと噛み合わないジョーク、異星人として来たバースが母星になじむまでのくだりは、本来の呼吸器で息できるようになる感じで、泣けた。「ユーモアが通じる」って受容だな…。
キャプテンの意味もわかった!女性パイロットすごくかっこいい。
ムカつく同僚達やっつける所の女性ボーカルが良いしキャロルも水を得た魚のように楽しそう!、もうダメかと思ったときに空で推進力を得て無双しまくるところも良かった!モヒカン!?
ねこのとこで何回も笑ったし、フューリー好き!ただ、本作だけ観た時点では重要じゃ無いシーンで左目失ったから??だった…
ナインインチネイルズのTシャツだったりでっかいパソコンやポケベル、セロテープで指紋とったり、図書館の感じだったり、懐かしい時代感もあって良い。
マーベルはエンドロール後まで楽しみあるのいいね。
吹き替えが最初ひどいなと思ったけど、キャラクターに愛着がわくにつれて気にならなくなった。
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