Haiku

アベンジャーズ/エンドゲームのHaikuのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

MCU22作目。生き残ったヒーローたちが失われた半分の命を取り戻すために最後の戦いに挑む話。

吹替版を鑑賞。面白かった!!!


・冒頭20分
農園で暮らすサノス→そこに襲いかかるアベンジャーズ→破壊されたストーン→斬首→5年後
冒頭から展開のスピード感が凄まじい。
トニーが痩せ細った体でキャプテンに当たる姿が見てて辛くなった。

・それぞれの5年後
アントマン、時間の渦を利用して戻ってくるのかなと思ってたらネズミのおかげかい。
ソーがデブのロン毛のおっさんになってるのショックだ。短髪ムキムキのソーが好きだったから。
メンタルがボロボロで前に進めていないナターシャ。アベンジャーズが家族だった彼女にとって、本作は家族を取り戻す話だったんだな。

・タイム泥棒作戦
過去作を別視点から観れるの楽しすぎる。過去作を観てきた人へのご褒美だ。
アントマンがいなかったらこの作戦って始まらなかったし、かなり重要キャラだったんだな。
キャプテンの「ハイルヒドラ」面白い。ウィンターソルジャーみたいにエレベーター内で暴れるんじゃないんかい。
キャプテンvsキャプテンはワクワクした。2012年のキャプテン、チタウリ軍との戦いの後なのに元気だな。アメリカのケツ。
ソーが死ぬ前の母と出会い、未来から来たことを見抜かれて抱きしめられるシーンもグッと来た。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のOPでダンスしていたクイルがアホ呼ばわりされて殴られるの可哀想だけど面白い。

・最終決戦
噂では聞いてた『アベンジャーズ アッセンブル!!』激アツシーンすぎ。
興奮を伝えようと一生懸命喋るピーターをトニーが抱きしめるの良い。
キャプテンがムジョルニアを使うシーンも痺れた。雷も使えるの!?

・タイムトラベル周りの設定
まだちゃんと理解できていない。この映画に限らずタイムトラベルを扱う作品って設定を飲み込むのに苦労する……
幼いサノスを殺してもサノスが死んだ世界線ができるだけで、メインの時間軸には影響を与えないっていうのは納得した。
キャプテンは1970年にスペースストーンを返した後、そこでおじいちゃんになるまで過ごしてからメインの時間軸に戻ってきたってことなのかな。

・アイアンマンとキャプテン・アメリカ
決して仲良しとは言えないけれど、強い信頼関係がある二人が大好きだ。
ラストも、元々は自己中心的だったアイアンマンの自己犠牲と、国に自分の人生を捧げたキャプテンが初めて自分の人生を生きることができたっていう対比が綺麗だ。
「I am Ironman.」で始まったアイアンマンの物語を「I am Ironman.」で大勢を救って締めくくるのも美しい。
トニーは親父と再開し、彼の思いを知れたことで指を鳴らす決意を固めたんだろうか。
娘の言葉を借りて「3000回愛してる」と微笑むシーンで一番泣いた。

キャプテンが過去に戻る直前のバッキーの表情を見るに、キャプテンが戻らないことは察してそう。
サムに盾を継承する流れが熱い。
ペギーとのダンスの約束を果たせたの良かったな……


エンドロール後におまけ映像(新たなヴィラン誕生など)が無いのも"終わり"って感じで好き。
劇場で観たかった。
Haiku

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