ペジオ

アベンジャーズ/エンドゲームのペジオのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

「これが映画か?」という観点は最早無意味
満足度だけで判断したい
これまでの関連シリーズを決して「無駄」にしないという作り手の思いはアベンジャーズのそれと重なる(…かといって『ダーク・ワールド』や『アイアンマン2』を見返そうとは思わないが。)

・『アベンジャーズ』での決着後の舞台裏が楽しい。結構事務的に作業してたんだなとか。バーで酒を飲むホークアイとか、最後までふざけるロキとか好き。『ウィンター・ソルジャー』の要素も混ざっていくのはごった煮映画好きとしては興奮。エレベーターのシーンの処理とか上手いなあ。あの時間線のロキはどうなった?
・ナタリー・ポートマンはボディダブルだろうなぁ…。
・否が応でも「うしおととら」を思い出す展開からの「アベンジャーズ!!…アッセンブル」はカッコ良すぎて笑える。ハンマーを使うキャップはカッコ良すぎておしっこちびる。世相のご機嫌を伺った様な女性ヒーロー集結もシーンの熱さが勝って嫌味が無い。
・『ブラック・パンサー』勢の扱いは若干悪い。正直最終決戦の頭数要員でしかないのは少し悲しい。フェイズⅡ以降の作品で優遇されてたのはやはり『アントマン』と『スパイダーマン』と『GOG』か。『ドクター・ストレンジ』と『キャプテン・マーベル』はスペックがジョーカー過ぎて扱いに苦慮した感じがある。
・MCUのピーター・パーカーにとっての「ベンおじさん」は「トニー・スターク」だったのだな…。俺には聞こえたよ…「大いなる力には…」云々の台詞が。…となるとこれまでのMCUとは、フェイズⅣで中心を担っていくスパイダーマンの「オリジン」だったという見方もできるか。
・ナターシャの死を最後に悼むのはブルースであって欲しかったかも。何なんですか?ホークアイとは昔戦友以上の関係だったんですか?家族を思う彼への感情移入のノイズに少しなった。
・存在感だけでギャラを貰っていくサミュエル・L・ジャクソンはさすがである。

・キャップの「自分の人生を生きる」という選択こそがサノスの思想へのアンサーだったのだと思う。
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