このレビューはネタバレを含みます
※個人的な感想です
マスコミと教会の対決を描いたドキュメント映画っていうより
『無関心』を決め込んだマスコミが原因のホラー映画なんじゃないかなーと
思ったり
別に悪人らしい悪人は画面にあんまり出てこないんですよ
なので、見る側としてはとりあえず教会だけを悪者にしましょうと
でもスポットライトを当てる側も無罪じゃないです
登場人物がみんなそう言ってますし
『何度も言ったのに!』
『隠した!?もうすでに言っただろう!』
『俺が、見過ごしたんだ』
観た後に正義感を燃やしたりする楽しみ方があるのも分かるんですが、
それ以上に身近な怖さがあると思うんです。
『触らぬ神に祟りなし』って言うじゃないですか、ほら
『俺は怖いんだ。きっと何年後かには忘れて教会に行ってしまうと思うと』
あ、素材的な話すると、インテリハルクだと思ってたマーク・ラファロが泥くさーい感じで、変人演技だと今年はクリスチャン・ベールと双璧だと思いますー
ちょい不満点としては、
証拠書類を手に入れるいわば最終戦闘シーンが専門的で難しいところ
マネーショートより難しいよー