紅孔雀

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅の紅孔雀のレビュー・感想・評価

3.6
魔法動物は最高。ただそのVFX以外の、ドラマ部分の流れが悪いんですよね〜。ハリポタも最初の2作以外はあまり評価しないのですが、これは専ら監督の交代(C.コロンバスとそれ以外。特に最後の4編担当のD.イエイツが苦手)のせいだと思っております。そのイエイツさんが本作もメガホンを取っているので嫌な予感がしたんですが、その予感が見事的中。作者自ら脚本を書いても、ドラマの停滞振りは修復できませんでした。
なお、レドメインはさすがのオドオドぶり(!)でしたが、ヒロイン・K.ウォーターストンの魅力がもうひとつ(『エイリアン コヴェナント』のヒロイン抜擢の成長株らしいですが、どこがいいのか理解できません。ファンの方、ご免なさい)。
ただ本編末尾、レドメインがNYの空に放つサンダーバードの魅力で0.5点プラス(後、金属好きカノモハシ・二フラーもかわゆい)。それで「佳作」に滑り込みましたが、少し甘めだったかも。
なお、拙レビューは些か雑ですが、的確な評は「みーこ」さん、「shiho」さんのレビューをご一覧ください。いずれも過不足ない名評と思います。
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