EDDIE

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生のEDDIEのレビュー・感想・評価

3.2
ジョニー・デップの圧倒的なカリスマ性と存在感が最大の魅力!ラストの衝撃は次回作への大きな布石となる。
全体的な構成は1作目同様にやや置いてけぼりを食らうが、クライマックスの展開で一気に世界観に引き込まれる。ひとまず3作目は観るのが少し楽しみにはなった。

〈ポイント〉
・クイニーとコワルスキーの恋愛関係は本作でも癒し、結ばれてはいけない種族間の溝もいいアクセントに
・とにかくジョニー・デップのグリンデルバルドがカッコいい!
・魔法のエフェクトは1作目同様見応えあり
・ただやはり世界観が頭に入っていること前提で進むストーリーには置いてけぼりに
・クライマックスの見応えとラストの衝撃は一見の価値あり(ハリーポッターシリーズ鑑賞推奨)

〈雑感〉
本作は公開時劇場で観ました。
それなのに今回見直して全然話を覚えてませんでした。クライマックスを除き。
それだけクライマックスの集会でのジョニー・デップ演じるグリンデルバルドの存在感がハンパなかったということ。
最新作3作目ではこのグリンデルバルドをマッツ・ミケルセンが引き継ぐ形になっているので、さてさてどうなることやら。
個人的にはマッツ・ミケルセンのファンなので彼ならではの魅力は醸し出してくれるのは間違いないと思ってるのですが、シリーズもので別人が演じることはかなりハードルが高いはずです。

あとはエズラ・ミラーも本作、そして次回作3作目でも重要な役割を担います。これまたタイミング悪く彼が逮捕されてしまうというニュースが飛び交い、ファンは戦々恐々としていることでしょう。
もう公開の決まっているファンタビ3は問題ないでしょうが、私は来年公開予定『ザ・フラッシュ』に暗雲が立ち込めているのではないかとそちらの方が心配です。

まぁ今回3作目鑑賞に向けて復習で観たわけですが、またしばらくしたらクライマックス以外忘れてしまっていることでしょう。
ファンタビならびにハリーポッターシリーズの固有名詞もたくさん出てくるので、ファンにはたまらないのでしょうが、ただの映画好きでハリーポッターシリーズはライト層である私からするとイマイチ気持ちは乗り切れていないというのが正直なところです。

ひとまずラストの衝撃の真実を明かすシーンは次回作を楽しみにさせる効果は十分にあるので、脚本が原作者のJ.K.ローリング頼みでなくなった次回作は少し楽しみではあります。

〈キャスト〉
ニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)
ポーペンティナ(ティナ)・ゴールドスタイン(キャサリン・ウォーターストン)
ジェイコブ・コワルスキー(ダン・フォグラー)
クイニー・ゴールドスタイン(アリソン・スドル)
クリーデンス・ベアボーン(エズラ・ミラー)
リタ・レストレンジ(ゾーイ・クラヴィッツ)
ナギニ(クローディア・キム)
テセウス・スキャマンダー(カラム・ターナー)
ユスフ・カーマ(ウィリアム・ナディラム)
セラフィーナ・ピッカリー(カルメン・イジョゴ)
スケンダー(オラフル・ダッリ・オラフソン)
ミネルバ・マクゴナガル(フィオナ・グラスコット)
ニコラス・フラメル(ブロンティス・ホドロフスキー)
アルバス・ダンブルドア(ジュード・ロウ)
若い頃のダンブルドア(トビー・レグボ)
ゲラート・グリンデルバルド(ジョニー・デップ)
若い頃のグリンデルバルド(ジェイミー・キャンベル・バウアー)

※2022年自宅鑑賞75本目
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