つまらないわけではない、この世界観はやはり面白いし何歳になってもワクワクできるような緻密さで関心してしまう。
しかしながら、お話的には渋滞していたような印象が強い。
やりたいエピソードが多すぎるのだろうし、複雑かつ重要な人間関係相関図があるのだろうなと。だからこそ思い切ってばっさり分かりやすくしてくれても良いのでは…と思えてくる。もったいない気がしてしまった。
また途中でキャラクターが口頭で説明を始めたあたりでもう、表現の限界を感じた。そこどうにかならんかったのか…
あとは「そのくだり、今やる？」的な、急な茶番があったりして萎える部分もあり、なんともやるせない。
完璧な面白さがお膳立てされているのに、肩透かしをくらったような気持ちになる。
