デカモタロー

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生のデカモタローのレビュー・感想・評価

4.5
ハリポタファンで1作目のファンタビがピンとこなかった人は、
観てうれしいであろう今作。

私は、ハリポタは炎のゴブレットぐらいまでは観ていた。
なんだかんだ全部観たのか観てないのかといったところ。
それでも、ダンブルドア、不死鳥、
ホグワーツ魔法学校、マクゴナガル先生などなど、
懐かしのワードが飛び出て上がる場面が多かった。

というのも、1作目はニューヨークが舞台の物語であった。
私の感想は、アメリカにも魔法があったのかと驚き、
ハリポタの世界の広がりを感じた。
ロンドンとの魔法文化の違いが面白かった。
魔法動物は面白いが、それほどハマるものではなかった。

今作では、ロンドン・パリに舞台を移し、ホグワーツや、
その学校での生活が登場して、ハリポタの新作を観ているかのよう。
もちろん、3作目以降の盛り上がりのための起承転結の「承」であり、
新展開はあまりないのが定石かのように思う。

今作の主人公はグリンデルバルドとクリーデンス。
*SWep9のカイロレンみたいなこと?
つまり、ジョニーデップとエズラミラー、良かった。
クイニーの動きも良い。

要は、これからに向けて、敵キャラが出揃うというのが主題。
これがしっかりしていたから良作だと思う。

魔法動物要素も良かった。海藻ドラゴンみたいなのかっこよかった。
ニフラー、ミニニフラー?のギャグが可愛くて良かった。
中国のドラゴンみたいなやつも何度も活用されてて楽しかった。

重要なのは、ハリポタ世代が今観たい映画として
作られているようなところが良い。ありがとう。
子供、ニュートの仕草きもかわ。