せっ

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密のせっのレビュー・感想・評価

4.0
ダンブルドア先生も部屋の中に入れてあげて下さい。

未来を見ることが出来るグリンデルバルドと戦うべく、ニュート達が誰も全貌を把握しない多重作戦で立ち向かう話。

前作、話は途中でクイニーの最悪の闇落ちに終始暗くて消化不良だったのから一転今作はちゃんと楽しいチーム戦で良かった。グリンデルバルドもジョニデからマッツになったけど、私はマッツのが断然良かった。ジョニデはいかにも悪者の風貌すぎたけど、マッツはどこか悲しげなものを持ってる風情があって良かった。

ただ、予測不能作戦ということで序盤に出てくるキーアイテムや各登場人物の行動がどう効いてくるかワクワクしながら見たけどそこら辺は伏線回収気持ち良い〜!って感じではなかった。カバンも誰が本物持ってるかすぐ分かっちゃうからニュートのカバン壊された辺りからの展開が助長に感じた。早く本物のカバン出せ〜ってイライラした(笑)

グリンデルバルド、そもそも大根底にあるのがダンブルドアへの執着でその拗れた過去から今の狂気が作られてるのが、過去の恋愛から抜け出せないメンヘラ女子なんだよな。ダンブルドアに裏切られて自分だけが苦しんでると思ってるけど、1人で寂しいのはダンブルドアも同じというのがラストカットで語られて悲しい。

後は色々と問題のあるエズラ・ミラー、次回作からは登場しなくても問題なさそうじゃない?
せっ

せっ