たく

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密のたくのレビュー・感想・評価

3.5
んんんん、、相変わらず画面が暗い、、、。
ストーリーも、なーんか、「なんそれ」が多くて、「いやそもそも、、」ってツッコミ入れたい設定が多かった。。

先に1つだけ良かったのはジョニーデップの降板によってマッツ・ミケルセンに変わったことですが、彼が演じることで、グリンデルヴァルトというキャラに一気に父性感や深みが出て、ダンブルドアとの関係性もしっくりくるものになっていました。

ダンブルドアのとある秘密なんですが、、それをタイトルにするのどうなん、、って思います。(もちろんそれだけが"秘密"ではないが)
JKローリングが結構前にそのことを公言してるから、正直そんなにネタバレでもないとは思うんですが、もう少し切ない描き方あったろうに、、という残念っぷり。
いきなりシュパン!シュパン!ってやられてもな、、

あとグリンデルヴァルドが未来が分かってるって設定でやってたけど、だとしたらあのケースのオチも見えとるだろうに、、ふわふわしすぎじゃないかその設定、、(ダンブルドアがどの鞄か知ってた感じだったので)

そしてクリーデンスの一番大事なシーン雑にしすぎ、、髪伸ばしてキャラ的ポジションもほぼアダムドライバーakaカイロレン。。
出会うとこくらいせめて映したれ、、

あと戸田恵子氏、あの動物「Qilin」を「キリン」って訳する気持ちは分かるが、、中国語も英語も「チリン」って発音してるんだし、魔法生物だから「チリン」でええやん、、「キリンだ。」って言われても「いやいや!ちゃうやん!?」ってなってしばらく置いてけぼりに。。実際麒麟がモデルだからいいのかもしれないけど、、翻訳って難しいですね、、まあ前作?もカッパ出てきてたしなー、、うーん。。

全体的にもうちょっとカットできるとこもあったし、逆に描くべきシーンを全然描かないで、展開も結構都合いい感じで、途中まで面白くなりそうだったのに結果残念でした。。


あっ、あともう1ついいシーンがあったのはとあるキャラの「歴史的な1日だ」とウェディングでいうシーンですが、この作品の時代を思うと、そのセリフだけでその人の抱えてきたものがたくさん映ってて、いいシーンでした。
でもその辺も、もっと描き方あったよなあ、、
たく

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