このシリーズは従来シリーズのあらゆる設定を前提として理解し、数多くの登場人物を把握する必要があり全体として非常に難解なのだけど、今作は特に各々のシーンに説明が少なく、映像を見て感じ取れと言った投げやりさを感じた…。
クリーデンス周辺以外に大きな進展はなく丸々無駄なストーリーだった様にすら感じる。
堂々と大衆の前に出てきたり、欺いてまでキリンに選ばせたりとかの茶番は、偉大なるグリンデルバルドに必要だったのか。もっと畏怖で従わせるキャラクターではないのか。
ジョニーの降板が決まり代役の候補としてマッツミケルセンが挙がった時点で完璧だと思っていたけど、正直なところイマイチだった。もっと彼の妖しさや得体の知れない怖さを見れると思ったのに、もはやただの紳士だった。
5作目まで想定されていたはずが打ち切りの可能性すら出てきたと言われているけど、ダンブルドアとグリンデルバルドの最終対決とクリーデンスの今後は見たいから頑張ってほしい。
22.01.03 Netflix
