Nちゃん

COMET コメットのNちゃんのレビュー・感想・評価

COMET コメット(2014年製作の映画)
2.5
彗星の夜に運命的に出逢ったデルとキンバリー。
パラレルワールドの世界を行ったり来たりぢながら出逢いの公園、再会の列車、パリのホテルと目まぐるしく移り変わり、現実の記憶と夢の境界線が曖昧になってくる。
2人の6年間の恋を描く。

こんなにふたりとも自己主張が激しく、お互いを理解しようとしないし自分の考えや思いを押し付け合う関係なんて、絶対うまくいくはずないでしょ。
なんかさ、うまくやっていくためには思い合う気持ちって大切じゃない?
くっつくわけがない。

タイトルと設定(彗星の夜に出会う)がマッチしてるのは良い。
ファンシー要素が強くパステルな色彩を多く使った映像なのかと思っていたが(ジャケットとあらすじ的に)、話が進んでいくにつれて哲学チックな会話劇というか、基本的にデリとキンバリーの会話劇なのだが、途中からなんか大学生のおバカなカップルの喧嘩をのぞいてるような気分になってきて、とても退屈でした。

ラスト、屋上でジャックの子を妊娠したと打ち明けたキンバリーに、何か耳打ちしたデリ。一体なにを話したのだろうか。
検討もつかん。そしてデリしつこい。こういう男の人無理。
Nちゃん

Nちゃん