まさなつ

エル・トポのまさなつのレビュー・感想・評価

エル・トポ(1970年製作の映画)
3.4
カルトというにはあまりにも有名なこの映画、今まで、手にする勇気がなかったのですが、ふらっと寄ったTSUTAYAで、ふらっと借りてしまった^^;

前半はマカロニウェスタン風、後半はフリークス風。全編を通して、様々な宗教、前衛劇、ヒッピー文化、LGBTなどが絡んできますが、よくは分からない。頭で観るな、、ということか?
変な人、変なシーンが続きますが、40年以上前の映画なんで、エログロは比較的ソフト。でも、今ならともかく、あの時代ならタブーと思われることを大胆に映し出してる感じがします。この映画好きな人は好きだろうな、、反対にダメな人も多いだろうな。そこはカルトたる所以だけど、40年以上前にこんな挑発的な作品を作っていたことに改めて驚きました。

ジョン・レノン、アンディ・ウォホールやミック・ジャガーなんかが偏愛した、、というのがなんとなくわかります。時代をかなり先んじてた映画だったんですね。

時々こういう(いい意味で)変な映画を観て、既成概念でカチカチになった脳みそをストレッチしないと、、そういう意味では観て良かった、、たまにでいいですけど^_^
まさなつ

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