エル・トポの作品情報・感想・評価

「エル・トポ」に投稿された感想・評価

食塩

食塩の感想・評価

4.5
特にウサギのところが好き
彼女と抱擁する(抱擁するっけ)ところもよかった

不条理に切り替わる場面、分かってないかもだけど、わかるわかる私もそうするって感じだ
こぶた

こぶたの感想・評価

4.0
強烈に印象に残る映像
他に似た映画のないオリジナリティ
良くも悪くも唯一無二の映画
「砂漠」「神に対する告解」などホーリーマウンテンに散見されるモチーフがこの映画でも頻出していた。独特の宗教観がユニークだとおもう。ホドロフスキーの映画は難解なので町山さんなどにわかりやすく解説してもらいたい。
多摩川

多摩川の感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ホドロフスキーオールナイト上映「これは映画だ」、一本目。もう一本目でだいぶ体力奪われて干からびたが劇中のエルトポは多分熱中症レベルで水分不足だったと思う、魔法の力でメタファ〜なオブジェクトから湧き出る水、謎の女が水分多めの果物をあんな感じでムシャ食いする様、なんかもう「本当はエロくないのにエロく見える選手権」開催は大盛況のうちに幕を閉じた。日光を目にしてしまうと即失明の「モグラ」の意のエルトポ、さて彼はどうだ、地上に出て民のゆきすぎた悪行を見るやいなや正義感で突っ走るわけだが結局守りたかった地下の民は全滅、業火に焼かれた彼は失明どころではなかったわけだが、めでたし、めでたし。レビュー各順番前後しまくったけどもほんとこのオールナイト上映、めちゃくちゃ楽しかったです。
キャン

キャンの感想・評価

3.7
ホドロフスキーによる神話創造譚。一人の男が如何にして神格化されるかをウエスタンで表現したのがこの作品かなあ…と解釈しております。
でも真相はわかりません。だって、終盤のシーンでは完全に超人になってしまうんですもの。あれを「火事場の馬鹿力」と言ってしまうなら皆超人になりますよ。あと、レズのシーンは要るのか?なんか耽美的な記号を入れたかっただけに思えてしまう。禁忌のシグナルだとしたらちょっと短絡的ではないですか?アーティストとしてそれでよいの?
結局、ホドロフスキーさんに直接きいてみないとわからないことだらけでモヤモヤは残るのですが、巨大なテーマに単身挑んだホドロフスキーさんに拍手を送りたいと思います!パチパチパチ!
サトシ

サトシの感想・評価

3.9
私的スーパーカルトサイケロードムービー。

世界に入れたから観れたものの、前半の主人公は、バガボンド宮本武蔵的RPG。所々笑ってもたわ。

後半からあら、意外に落ち着いていくのかい?
そうか、悟り開いて、落ち着いて、、いくわけない。

結局、初期相棒の女がいちばん狂ってる笑

宗教、哲学、風刺、皮肉、悲劇、喜劇、狂気、エロス。

もうオカルト。
1週間前に見ました。
聖書…?キリスト…??

人の生死にまつわるもの、そういったものがたくさん出て来て…
(民族系の儀式とかそういったものが苦手な人は見れないと思う…)
そういったものをよく見ている人だな、と思います。
だけど、話の中に組み込まれている何か、がなんだかよく理解できませんでした……
(全てが理解できるものが良いと言われたらそうでも無いとは思うけど、それにしても理解ができなかった……)
ですが、理解できなかったからと言ってそれをうやむやにはしてはいけないな、と思わせる何かがあります。
とにかく(個人的な意見ですが)見て時間を無駄にした、とかそういう事はないですが、消化不良感があります(それはそれで楽しいですけど…)
Ytomi

Ytomiの感想・評価

4.2

このレビューはネタバレを含みます

マジックリアリズムとでもいえばいいのか、日常的・無意識に行っている世界の解釈を次々に破壊してくる「異質なリアリティ」は、やはり気持ちいい。

冒頭のシーンから顕著だが、現実ではありえないはずの異様な行為が、何十回と経験してきたかのように感じさせる自然な所作として成立しており、ある種のめまいを覚える。
めまいから逃れようと、寓話・神話だと割り切り、たとえば「父殺し」の物語だろうと解釈しようとすると、なぜか父が主体となったり、息子と協力したりと、画面が単純な解釈を拒否してくる。

なにしろ、画面に現れる光と影という意味での素面の現実と、解釈によって立ち昇る抽象的意味とが、結びつくようで結びつかない、紐帯を掴んだと思った瞬間には崩れていく、そんなコントロールが成立していたところにこの映画の妙があるのではないだろうか。

単調で日常的な世界の表層をぺりぺりと引きはがし、こびりついた世界の解釈を洗い流すかのような、異邦人としての魅力が『エル・トポ』にはあったように思う。

(その点、『エンドレス・ポエトリー』は「親子の救い」という点であまりに素直すぎたように思う。いくら自伝的とはいえ、ホドロフスキー本人にしか真には理解しえない、ずいぶん内的に閉じた映画だなと感じた。)(誤解を恐れずに言えば、上記のような状況で溜まったフラストレーションを前提に、最後には明確なカタルシスが用意されているようにも思う。
残った三人の関係とパラレルな形で、冒頭の二人の親子関係が否定されるのだとすると、結局「父親不在」の物語だったことが明かされる(カタルシスがある!)ということになり、精神分析・神話的な解釈とのちぐはぐ具合に説明が行くのではないだろうか。)
Yuto

Yutoの感想・評価

4.0
グロテスクとエロティシズム、死と生誕の往還。

狂気めいた底に体験としての「語れないもの」がある。

狂人と奇才のあわい。
狂人の狂人による狂人のための映画
カルト映画ってアートそのもの、理解出来る人には堪らないが理解出来ない人には逆の意味で堪らない
本作に関しては私は後者でした
キリスト教的なのに東洋的、本能的、男根的、絶頂的
何かのメタファーなのに何なのかさっぱり分からない、カルト映画だから感性頼りに観ようと思っても深く考えすぎてしまう
精神を病む
>|