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ピエロがお前を嘲笑うのryosukeのレビュー・感想・評価

ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)
3.8
ドイツアカデミー賞で6部門にノミネートされた独産マインドファックムービー。原題は「WHO AM I -No systen is safe」。

マインドファックムービー、二転三転する展開、どん返し、結末が読めない…数々の事前情報やらレビューに点在するこれらのワードからして、やっぱりこの映画に求められるのは「オチ」だ。

正直、読めた。読めた上でも、それらを上手く伏線を張り、それを回収しつつテンポ良く進む映画なのでサクッと観れる。
リアル「Welcome to the underground」が聞けたのが嬉しい…嬉しくない?

ただ、テンポ重視にしたせいなのか、やっぱり取り扱うテーマが「クラッキング」ということもあって、ちょっとストーリーが都合が良すぎる!笑
肝心な部分が運頼み要素が強すぎて、ハラハラはするけども、結局何とかなってしまってる主人公達にはちょっと笑った。この運があればもっと他の分野でも活躍出来るんじゃないですかね…?

主人公の部屋に貼られてる某ブラッドピッドの映画のポスターがあることが、逆に映画ファンにとってはミスリードに繋がるのか?

ラスト、車の中のシーンでちらりと映るマスク姿の男は何なのか。色々展開は考えられる映画だし、すごーくわかりやすくネタバレしてくれるから観やすい映画。
ハリウッドがリメイク…嫌な予感しかしませんね(笑)
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